掲示板

学年より

3学年遠足「進路は快晴なり」

 10月19日(木)、3年生の日頃の行いが神に通じたのか、秋晴れの遠足日和。那須ハイランドパークで、おもいっきり楽しんできました。

 長期間にわたるストイックな受験をマラソンに例えるなら、今回の遠足は、折り返し地点のエイドステーションの役割だったような気がします。エイドステーションで再び得た英気や精気で、後半戦の受験を乗り切ってくれればと思います。

 それでは、郡山東高校での最後の行事となった秋の遠足での3年生の清々しい笑顔をどうぞ。

 

3学年集会「いよいよ、始まりました!」

 8月25日(金)6校時、100周年記念事業で設置された冷房が効く大体育館で、夏休みの気分を一掃するための学年集会を開きました。一般受験まで見通すと6か月にも及ぶ長き自分自身との闘いがいよいよ幕を開けた、という意識を3年生諸君に持ってもらいたいと願い、学年主任及び各担当より話をしました。

 

 主任からは、「この時期、成績の伸び悩みに気持ちがネガティブになりがちだが、それは自分と真剣に向き合っている証拠であって、前を向いて地道にコツコツと努力を積み重ねていこう」との話があり、次いで、教務の係より、3年生にとっての前期期末考査の重要性と今後の共通テスト対策授業などについての説明がありました。

 続いて、進路の係より、模擬試験の振り返りや後期の課外授業、また、出願についての諸注意に関して説明がありました。そして最後に、生徒指導の係より、夏休み中の生活の乱れを修正し、日頃から身だしなみに気を付け受験での面接に備えるようにとの話がありました。

 9月1日(金)には、共通テスト出願に関する説明会を開催し、共通テストの「志願票」を記載することになります。いよいよ、始まります。

高校生活最後の夏 「夏を制する者は受験を制す」

 7月14日(金)、音楽祭・体育大会のイベントウィークも終わり、終業日です。

 賞状伝達に続き、インターハイに出場する陸上部と全国総文祭に出場する放送部の壮行会が開かれました。全国大会の場で「郡山東」の名を轟かせてほしいものです。続いて、この夏で退職し帰国なさるALTのキャシー先生からご挨拶がありました。ネイティブの英語に触れることのできる授業、そして、放課後のワークショップなど、先生には本当にお世話になりました。 

 最後に、学級閉鎖のため音楽祭に参加できなかった3年2組による合唱披露がありました。曲目は「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」です。本当に心にしみる演奏でした。

 いよいよ、夏休みです。受験シーズンの本格的な始まりです。「夏を制する者は、受験を制す」と言われますが、来春のゴールに向け、この夏、いいスタートを切ってほしいと、担任団としては切に願っています。

3年生にとって最後の体育大会!

 7月12日(火)、晴天にも恵まれ、3年生にとっては楽しい最後の行事となってしまう校内体育大会が開催されました。

 各クラス、お揃いのサッカーシャツで開会式に臨みます。背ネームも個性的です。

 選手宣誓の後、全校生で準備体操です。いよいよ最初の種目、男女混合のリレーが始まります。第1レースには、3年2組が登場しました。

 

続いて、第2レース。3年3組・4組・5組・6組、なんと3年生が4クラスも出場しました。熾烈な争いに、応援も盛り上がります。

 

最終レースは、3年1組の登場です。

 今年度より始まったエキジビジョン「部活動対抗リレー」です。各部らしいコスチューム、水泳部は競技用水着で、サッカー部はドリブルをしながら、茶道部は和装でお茶の入った急須を持ちながら、教員チームのバトンは黒板消しでした。全校生が笑いの渦、来年から定番になりそうです。

いよいよ、リレーの決勝レースです。3年2組、4組、5組、6組が出場します。各クラスのメンバーを紹介します。

 残念ながら、優勝は2年生でした。3年生の底力、次は、球技で見せましょう。

 まずは、バレーボールです。 

バスケットボールです。

バドミントンです。

サッカーです。

応援も盛り上がります。

明日は、体育大会2日目。準決勝戦以上の球技種目と長縄跳びがあります。3年生の活躍に、乞うご期待!

 

3年生らしい素晴らしい演奏でした! 音楽祭

 郡山東高校にとって、音楽祭と体育大会が開催される7月上旬は、まさにイベントウィークです。

 しかし、3年生にとっては、これが高校生活最後の大きな行事になってしまいます。だからこそ、7月5日(水)に開催された音楽祭では、課題曲としての校歌とクラスのカラーがにじみ出た自由曲の演奏に、その思いが十分すぎるほどに込められていました。

 音楽祭は、校歌の全体合唱から幕が開けました。みんなまだ和やかな雰囲気です。

 

  1年生の初々しい歌声に始まり、昨年度の音楽祭を経験しているさすがは貫禄の2年生。そして、3年生の演奏で、この音楽祭を締めくくります。3年生の自由曲の曲目は、以下の通りです(学級閉鎖により参加できなかった3年2組のため、終業日に全校生徒の前で発表の場が設けられる予定です)。

3年1組 「正解」

3年2組 「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」

3年3組 「正解」

3年4組 「なんでもないや」

3年5組 「風になる」

3年6組 「サザンカ」

 合唱部とギター部による特別演奏の後、今夏で帰国されるALTのカサンドラ先生の英語による講評があり、いよいよ審査結果の発表です。順位が発表されるたび、会場は大きく響めきました。

3年生の部の優良賞は、3年5組。

続いて、優秀賞は、3年3組。

そして、最優秀賞は、3年1組。

 また、指揮者賞には、3年6組の松本功夢くんが、伴奏者賞には、3年3組の永山幸奈さんが選ばれました。

 

 最後は、全学年わたっての最優秀音楽大賞を受賞した3年1組の再演で、今年度の音楽祭は幕を閉じました。

第3学年 高校生活最後の「音楽祭」に向けて!

いよいよ明後日、7月5日(水)、3年生にとっては、高校生活最後の音楽祭が迫ってきました。

各クラスの合唱練習にも熱が入り、その表情が変わってきました。これまでの練習の成果を、存分に発揮してほしいものです。

保護者の皆様におかれましても、是非とも、郡山市文化センターに足をお運びくださいませ。

 

第3学年 進路講演会が行われました!

 5月19日(金)、株式会社ベネッセコーポレーションの小林壮様を講師としてお迎えし、第3学年進路講演会を開催しました。講演の前半は、入試に関する基本情報として、大学入試の主なスケジュール・昨年度の一般選抜試験の特徴、学校推薦型・総合型選抜の実施状況についてのお話があり、後半は、これからの学習に関して、3年生の学習スケジュールと模擬試験の活用方法について説明をいただきました。

 

    生徒たちの感想には、「今回の講演で、入試に対する意欲を上げることができた。誘惑に負けない気持ちを持って、自分に勝てるように頑張りたい」「『受験の天王山は夏前』という言葉があるように、夏休み前には教科バランスを考えて学習を進めていくことが大切だと学びました」「部活は勉強ができないことの言い訳にはならない、という言葉を聞いて、今から計画を立てて、いつまでには~~をする。ここまでには~~を終わらせるなど、先を見据え行動ができるようにしたい」「自分が解きやすい教科ばかりに偏って苦手分野を疎かにしてしまっていたことを痛感した。苦手教科から逃げずに、自分にストイックに、適度に周囲に頼りながら頑張りたい」「講師の先生の『気合いで我慢するのではなく、我慢しやすい環境を作る』という言葉にあらためて納得しました。すぐに、家庭の環境を見直したいと思います」などと、前向きな感想が綴られていました。3年生に進級したということも手伝って、今回の講演は、だいぶ刺激になったようです。あとは、この言葉を実行できるかにかかっています。生徒諸君の頑張りに期待したいところです。

壮行会 3年生にとって最後のIH予選の県大会です!

 5月18日(木)、全国高校総体いわゆるインターハイの予選となる福島県高等学校体育大会の壮行会が行われました。バスケットボール部、バレーボール部、ソフトテニス部、卓球部、ソフトボール部、ハンドボール部、陸上競技部、弓道部、剣道部が県大会にコマを進めます。東高生の活躍を期待するところですが、特に、3年生においては、これまでの集大成として、悔いのない大会にしてほしいと願っています。がんばれ!

第3学年 有終の美に向け、いよいよ始動です!

 4月14日(金)、第3学年として今年度はじめての学年集会を開きました。

 まずはじめに、今年度新たに学年団のメンバーに加わっていただいた強力な副担任の先生の紹介があり、続いて、学年主任から最終学年としての心構えとして、バランスの取れた食事と深い睡眠で体調管理に気を付けながら、この1年間を見通したスケジューリングを試み、来春の自己実現を自らの力で果たしてほしいとの話がありました。

 

 次に、教務関係の話として、新型コロナ感染拡大防止に伴うこれまでの出席停止の取り扱いについて、今後、変更も予想されるので日頃から健康管理に留意するようにとの説明がありました(保護者の皆様には、文科省から通知が入り次第、お知らせいたします)。

 続いて、進路関係の話として、模擬試験や課外授業などこの1年間の進路スケジュールについての説明があり、9か月後の1月13日・14日の共通テストに照準を合わせ、まずは国数英の3教科の仕上げに入るようにとのアドバイスがありました。

 加えて、生活面について、「私たち担任団は、みんなを誇りに思っている!」 その期待に応え、東高生らしい身だしなみと生活態度に心掛けてほしいとの思いが語られました。

 最後に、3月5日(日)に行われた「全国探究コンテスト2022」(ベネッセコーポレーション主催)で、全国5指に入る「部門入賞」及び、視聴者によって選ばれる「オーディエンス賞」に輝いたメンバー(大和田晃心・相良優和・塩田優衣・阿部龍之輔・木戸愛蘭)への賞状伝達が行われました。

 令和3年度入学生のみんなが、来春、有終の美を飾ってこの学び舎を巣立っていくことを、私たち担任団は心から願っています。

 

「全国探究コンテスト2022」入賞及びオーディエンス賞を受賞しました!(総探『SDGs×哲学対...

 3月5日(日)、「全国探究コンテスト2022」(ベネッセコーポレーション主催)の最終審査がオンラインで行われ、本校2年生グループ(大和田晃心・相良優和・塩田優衣・阿部龍之輔・木戸愛蘭)の探究成果『内陸部に住む高校生にとっての「海洋汚染」の問題について』が、全国5指に入る「部門入賞」及び、視聴者によって選ばれる「オーディエンス賞」を受賞しました。コンテストの発表内容は、こちらからご覧になれます。

 

 

 受賞のコメントでは、「仮説を立てて調査したことが、自分たちの思い描いたような結果として現れなかったが、それこそが、探究の難しさであり、面白いところであると感じました」「皆が他者の意見を否定することなく話し合いを進めることができたからこそ、このような結果を手にすることができました。チームワークの良さが探究の成果につながったのだと思います」と感想を語っていました。本当に、おめでとう!

 今回の探究で学んだスキルを、上級学校での卒業研究、また、将来的には、世の中の社会問題の解決につなげていってほしいと願っています。

「全国探究コンテスト2022」最終審査に選出されました!(総探『SDGs×哲学対話』vol.14)

 探究学習『SDGs×哲学対話』において、SDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」に関して探究を進めてきた本校2年生5名の『海洋汚染についての調べ(改題:内陸部に住む高校生にとっての「海洋汚染」の問題について)』の成果発表が、「全国探究コンテスト2022」(ベネッセコーポレーション主催)の一次審査及び二次審査を通過し、最終審査の精鋭10組に残りました。

 主催者側からは、二次審査において「海洋汚染という一般的な課題ではありますが、実際に現地を調査している点、そしてマイクロプラスチックの取得実験をしている点、更に定量アンケートを取得している点は情報の収集として素晴らしいです」とのコメントをいただきました。

 最終審査イベントは、3月5日(日)13:30よりYoutubeライブでのオンライン開催となります。どなたでも視聴できますので、本校生徒を応援してあげて下さい。

 当日、見逃さないための事前申し込みは、こちらです。

第2学年「探究成果コンテスト」を行いました!(総探『SDGs×哲学対話』vol.13)

 11月4日(金)5・6校時、10月に行われた「探究成果発表会」において各領域代表となった7グループによるプレゼンコンテストを開催しました。約1年と半年かけて取り組んできた『SDGs×哲学対話』に関する探究も、これで一区切りです。

 これまで、講師やアドバイザーをお務めいただいた郡山市の職員の皆様をはじめ、各専門分野別の講座を担当して下さった地元の企業やNPO関係の皆様、本当にありがとうございました。生徒たちは、今回の探究活動を通して、SDGsへの関心を高め、地域への理解も深めることができました。きっと、この経験を上級学校での研究、そして、地域社会の一員となったときに活かしてくれることと思います。

 

【A領域】 自然・環境・エネルギー
気候変動や生態系のあり方、エネルギー資源の問題など環境保全について考える。

 

3班『温暖化による様々な環境問題』

(主たるSDGsゴール:13)

審査員からの講評:「聞きとり調査、校内アンケートなどコツコツ調査・研究を重ねてきたことが分かる発表であった」「専門用語についての説明があり、聞き手に分かりやすく伝える工夫がなされていた」「温暖化がもたらす影響について分かりやすくまとめられていた」

  

 

5班『海洋汚染についての調べ』

(主たるSDGsゴール:14)

審査員からの講評:「自分たちで砂の分析をするなど工夫があり、発表も聴衆をうまく惹きつけていた」「実際にいわきの海に行き、実験・調査を行い、説得力のある発表内容であった」「いわきの海のマイクロプラスティックについての調査が評価される」

 

 

 

【B領域】 貧困・食料・水
食料や水問題など、貧困の解決について考える。

 
10班『貧困によって将来起こること~貧困を防ぐためには~』

(主たるSDGsゴール:1)

審査員からの講評:「データが具体的で説得力があった。また、解決策にオリジナリティがあったことも良かった」「インタビュー・アンケートを実施し、東高アクションプランをまとめ、説得力のある内容だった」「『世界』の貧困ではなく、身近な問題として捉えていた点がよかった」

  

 

 

【C領域】 産業・労働・行政  
経済や働き方、また、法律や政治の在り方の視点から、SDGs全般の解決方法について考える。

【D領域】 まちづくり
国際的な課題であるSDGs全般の解決方法について、地域の視点から考える。

 

16班『郡山市へのシネコン誘致について~郡山市の再開発にともなって~』

(主たるSDGsゴール:11)

審査員からの講評:「『シネコン』という1つのコンテンツに焦点を当てていたのが分かりやすかった」「郡山の街についてよく考察されていた」「映画館が古いことの問題点や、新しい映画館ができることで具体的にどのように市民や地域経済に良い効果があるのか説明があると、さらに説得力が増す」

 

 

 【E領域】 多文化共生
グローバルな問題であるジェンダーや人種・民族・紛争について、共生社会の視点から考える。

 

21班『ジェンダーと男女格差〜今と昔の違いについての理解と男女平等を実現させるために〜』

 (主たるSDGsゴール:5)

審査員からの講評:「歴史やデータなど情報収集がしっかりしていた」「聞き手に伝えるための構成にもう少し工夫があるとなお良かった」「現代の課題についてよくまとまった調査・研究に行っていた」「高校生に出来ることを提案していたのが良かった」

 

27班『すべての人が平和で平等な生活を送るには~格差社会の現状と私達に出来る今後の取り組み~』

(主たるSDGsゴール:16)

審査員からの講評:「様々な格差の中でも賃金格差に注目して、中でも外国人労働者における賃金格差が具体的にまとめられていた」「現在の外国人の就労問題について、よくまとまった調査だった」「データや数字の出典元が明記されていなかったので、明記した方がよい」

  

 

【F領域】 健康・福祉・教育
医療・福祉、また、教育・子育てのあり方について、地域から世界まで広い視野で考える。

 

35班『地域間での医療格差について』

(主たるSDGsゴール:3)

審査員からの講評:「論理構成がしっかりしており、分かりやすい発表内容だった」「現在、近未来の医療の在り方について調査・研究し、自分たちの意見もよくまとめられていた」「インタビューを実施するなど調査方法がすぐれていた」

 

 発表の後、これまで本校2年生の探究活動に伴走しご協力してくださった郡山市政策開発部政策開発課の須賀拓輝様から講評をいただき、「これからも社会に関心を持って、学んだことを社会のために役立ててほしい」と、本校の生徒たちへの期待を語って下さいました。

 プレゼンについては、探究のプロセスにしたがって、「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」の4観点から評価され、審査の結果、最優秀賞に5班「海洋汚染についての調べ」が、優秀賞に10班「貧困によって将来起こること」と35班「地域間での医療格差について」が選ばれました。また、コンテストへの出場を果たしたその他のグループにも優良賞が贈られました。

 

 

 

 

 

修学旅行第4日目(京都:平等院鳳凰堂・東寺)

 修学旅行第4日目。とうとう最終日です。さすがに、若干、疲れた表情をしていますが、今日は、仏様オンパレードの日です。仏様のご利益で、疲れた体と心を癒してもらいましょう。

  宇治にある平等院鳳凰堂です。生前、栄華の「絶頂」にあった藤原氏が、死後、皆と「平等」に救済されますようにと願って造られた阿弥陀如来をまつるお堂です。ちょっと都合よくも感じられますが、藤原氏のみならず、皆、この阿弥陀様に向かって念仏を唱えることで、極楽浄土への往生を強く願ったことでしょう。

 

 京都市内に戻ってきました。かつての平安京の入り口である羅城門の東脇に造られた東寺にやってきました。今も残る五重塔や、金堂・講堂の中に安置されている仏様が、弘法大師こと空海がいた当時の東寺(笑)の様子を物語ってくれています。 

 

 

正式な解団式は、10月18日(火)に行われますが、京都駅を目の前にした東寺の広場で、今回、お世話になった添乗員さんとカメラマンさんに、感謝の気持ちを拍手で伝えました。 

 京都駅に到着です。あとは、新幹線を乗り継いで、郡山を目指します。昼食までは元気でしたが、食後は、ほとんどが爆睡状態でした。

 

 修学旅行全日程を通して、皆、「無事」に過ごすことができたかと思われますが、長きにわたった集団生活や様々な経験を通して、それぞれの心の中には、いろいろな「事」が「有」ったのだと推察されます。お疲れ様でした。

 これで、非日常の4日間も終わりました。そして、高校生活も折り返し地点を過ぎました。週明けからは、それぞれの目標に向かって、再び、仏様風に言えば、精進してください。

修学旅行第3日目(京都:班別自主研修)

 修学旅行第3日目、朝はいつも検温から始まります。今日のタクシーでの自主研修は 大丈夫かな?

 さあ、朝ご飯を食べて、元気に出発しましょう。

生徒の皆さんから投稿してもらった画像で、今日一日を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

各班、嵐山に集合。クラスごとに渡月橋をバックに記念撮影をしました。もう明日で非日常も終わりです。名残惜しい、桂川の河原での一コマです。

最後の夕食は、京都ポークのステーキです。素敵! 食事の終わりには、サプライズもありました。この修学旅行期間中に17歳の誕生日を迎えた4人に、旅行業者さんからプレゼントです。

ホテルまでの道のりは、嵐山電鉄を貸し切りました。貸し切りですから、車内は、当然、本校生のみ。この特別感に生徒たちは、感激していました。

 

修学旅行第2日目(大阪:USJジャパン)

 修学旅行第2日目、朝食のバイキングも気もそぞろです。それは、次に「あれ」が待っているからです。一晩お世話になったホテルを、早々と後にして、向かうは「地球儀」。

 

 とうとう、「あれ」の前までたどり着きました。記念撮影の表情もいつもとは、ちょっと違います。撮影が終わると、ゲートまでダッシュ。さあ、入場です。あとは、お好きにどうぞ。

 

 

夕食は、京都の清水坂にある「おかべ屋」さんです。一大行事を終えての食事。心なしか達成感に満ち満ちているように見えます。

 

修学旅行第1日目(薬師寺・奈良公園:東大寺)

 修学旅行第1日目、全員が郡山駅西口に時間通りに集合しました。中には、1時間前に集まっていた生徒もいたとか。その意気込みが感じられます。4日間の全日程、どうやら関西の天気も本校の生徒たちの日頃の行いに報いてくれそうです。

   ところで、10月11日から始まった全国旅行支援にともない、大阪と京都あわせて3泊分のクーポン券について旅行業者と対応し、幸運なことに本校の修学旅行参加者全員に支給されましたので、保護者の皆様方にお知らせします。クーポン券については、新幹線の中で配布が完了しています。

   いよいよ、出発です。東北新幹線の中では、みんなリラックスして歓談を楽しんでいました。

 東京駅で東海道新幹線に乗換です。そろそろお腹もすいてきました。車窓には、富士山も見えてきました。 

 京都駅に着きました。自動車専用道路を南下し、奈良に向かいます。車窓には、九条ねぎ(?)や宇治の茶畑の風景が広がってきます。しばらくして、奈良市内に入ると、まるでタイムスリップ。今でも所々で平城京跡の発掘が行われていました。目指すは、白鳳文化期、天武天皇が愛してやまない妻(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して創建した薬師寺です。

 

 24時間勤務のお医者さん「薬師如来」と日勤の看護師さん「日光菩薩」、夜勤の看護師さん「月光菩薩」の三尊を祀る「薬師寺金堂」です。ちょっと、真似てみました。

 

 “凍れる音楽”と評された「薬師寺東塔」、長きにわたった修復工事も終わり、1300年前の姿を再び見ることができました。

 最後は、薬師寺恒例の法話です。「奈良で最も有名なお寺は?」と いう薬師寺のお坊さんの問いかけに、置かれた立場もわきまえず、「東大寺」と答えるK君とのやりとりに、笑いも絶えない場内でしたが、お話の後半は、将来、自分の人生を後悔しないためにも、知識や経験を積み重ねていってほしいと、本校生に熱く語って下さいました。

 続いて、奈良公園。まずは、東大寺の南大門をくぐります。金剛力士像の迫力にびっくり。続いて、世界最大の木造建築の大仏殿、その大きさにびっくり。中に入っては、大仏様のその神々しさにびっくり。本校生も、その光を浴び、パワーをもらいました。

 若草山の麓で、国の天然記念物でもある鹿さんと戯れながら、藤原氏の氏神である春日大社を経て、神仙境さんにて夕食を頂きました。

 陽はどっぷり暮れ、県境のトンネルを抜けると、そこは、大阪市街の夜景。バスの車中のテンションは上がってきました。そうです。「あれ」が近づいているからです。ライトアップされた観覧車が見えると、悲鳴のような雄たけびが。そこに見えてきたのは、明日、堪能するであろうUSJ。今晩は、この「ホテル京阪ユニバーサルタワー」に泊まります。どうやら、興奮冷めやらぬまま、床に就きそうです。

 

修学旅行が始まります!

 高校時代の最大のイベントともいえる修学旅行がいよいよ始まります。

 今回の修学旅行は、古都「奈良・京都」、USJジャパンのある「大阪」を訪れます。その意味では、日本の伝統文化と関西のコテコテ文化とハリウッドの映画文化を一挙に味わえるお得で有意義な4日間の旅です。旅とは言いつつも、あくまで研修のための旅行です。よって、授業と同じように、きちんと予習をして臨むべく、今回、修学旅行通信として「はんなり」を発行しました。主な見学地や仏様との向き合い方を紹介していきます。

 ちなみに、「はんなり」とは、京都の言葉で“落ち着いた華やかさがあり、上品に明るく陽気なさま"を表し、その語源は「花なり」とされています。1年半後の卒業式、皆さんがそれぞれに咲かせる「世界に一つだけの花」も、“上品に明るく陽気な花"であらんことを祈っています。

修学旅行通信「はんなり」1『全体の行程』.pdf

修学旅行通信「はんなり」2『仏像の世界へようこそ』.pdf

修学旅行通信「はんなり」3『仏様の見分け方』.pdf

修学旅行通信「はんなり」4『仏様のファッションとポーズ』.pdf

修学旅行通信「はんなり」5『薬師寺』.pdf

修学旅行通信「はんなり」6『東大寺』.pdf

修学旅行通信「はんなり」7『平等院鳳凰堂』.pdf

修学旅行通信「はんなり」8『東寺』.pdf

修学旅行通信「はんなり」9『伏見稲荷大社』.pdf

修学旅行通信「はんなり」10『清水寺』.pdf

修学旅行通信「はんなり」11『三十三間堂』.pdf

修学旅行通信「はんなり」12『広隆寺・映画村』.pdf

  先月、9月30日(金)には「修学旅行に関する生徒・保護者合同説明会」を開催し、新型コロナウイルス感染防止対策や保険適用について、学年の担当者及び旅行業者から説明がありました。保護者の方の手元には、その際の資料があるかと思います。どうぞ内容をご確認くださいませ。

 修学旅行期間は、毎日の様子を、速報版にてお知らせ致します。

「探究成果発表会」を行いました!(総探『SDGs×哲学対話』vol.12)

 10月7日(金)5・6校時、昨年度から継続してきた『SDGs×哲学対話』についての「探究成果発表会」を開催しました。SDGsの17のゴールをA~Fの6つの領域に分けて、各ゴールを相互に関連させながら探究を進めてきました。各班の探究題は、以下の通りです。審査の結果、各領域代表に選ばれた班が、11月4日(金)に実施される「校内探究成果コンテスト」で発表することになります。

 

【A領域】 自然・環境・エネルギー
気候変動や生態系のあり方、エネルギー資源の問題など環境保全について考える。

   

1班:再生可能エネルギーの普及について
2班: 福島県のエネルギー問題
3班: 温暖化による様々な環境問題
4班: 処理水放出による福島県への風評被害を減らすには?~処理水への知識を深め環境についての理解を深めよう~
5班: 海洋汚染についての調べ
6班:福島県の森林問題
7班: 人と動物の共生について

 

【B領域】 貧困・食料・水
食料や水問題など、貧困の解決について考える。

 

8班:貧困について~私たちの生活と格差社会~
9班:ゴミ問題~なぜ食品ロスが減らないのか~
10班:貧困によって将来起こること~貧困を防ぐためには~
11班 :食品ロスについて~なぜ郡山市に食品ロスがあるのか~
12班:飢餓貧困について~食品ロスを活用し貧困や飢餓をなくすには~
13班:食品ロスを減らすために~SDGsの認知度と食品ロスの実態~
14班:地産地消と食品ロスの実態~食品ロスとゴミの関係性~

 


【C領域】 産業・労働・行政  
経済や働き方、また、法律や政治の在り方の視点から、SDGs全般の解決方法について考える。

【D領域】 まちづくり
国際的な課題であるSDGs全般の解決方法について、地域の視点から考える。

 

15班:経済成長と観光業
16班:より良い街づくり~郡山市内の公共施設の再開発~
17班:食品ロス・リサイクルについて
18班:住み続けられる町づくりにする




【E領域】 多文化共生
グローバルな問題であるジェンダーや人種・民族・紛争について、共生社会の視点から考える。

 

19班:世界平等を目指して~みんな違ってみんないい~
20班:男女の賃金格差について
21班:ジェンダーと男女格差〜今と昔の違いについての理解と男女平等を実現させるために〜
22班:世界と日本のジェンダー政策
23班:男女共同参画の推進
24班:国際交流~外国人が住みやすい街を作るには~
25班:日本人から見た人種差別~郡山市を外国人が生活しやすい街を作る為にどのような対策が必要か~
26班:日本の人種差別
27班:すべての人が平和で平等な生活を送るには~格差社会の現状と私達に出来る今後の取り組み~
28班:先入観~東日本大震災による先入観の打開と風評被害の払拭~
29班:差別と偏見の生まれ方



【F領域】 健康・福祉・教育
医療・福祉、また、教育・子育てのあり方について、地域から世界まで広い視野で考える。

 

30班:医療の無償化について~医療費が払えない人を減らすため~
31班:郡山市の地域医療・救急医療について
32班:全ての人が笑顔で健康に暮らせるようになるには~日本の医療と福祉について~
33班:障がい者や高齢者について
34班:貧困・医療について~すべての人に平等な医療を~
35班:地域間での医療格差について
36班:すべての人に健康と福祉を
37班:学校生活における子供たちの興味・関心~子供たちの興味・関心は何によって変化するのか?~
38班:教育格差について
39班:世界の子供達に教育を受けさせるために~私たちにできることは何か~
40班:教育についての国地域の取り組み~私たちにもできることはあるのか~









 

「まとめ・表現」の段階に移りました!(総探『SDGs×哲学対話』vol.11)

 探究『SDGs×哲学対話』は、今年度より「整理・分析」の段階に入り、月1~2回ほどのペースで活動を進めてきましたが、夏季休業明けより「まとめ・表現」の段階に移行し、9月9日(金)には、各領域ごとに、スライド発表のリハーサルを行いました。

 いよいよ10月7日(金)が発表会本番になります。そして、各領域から選ばれたグループが、11月4日(金)にコンテスト形式での全体発表会を行います。新型コロナウイルスの感染拡大が続いておりますので、残念ながら非公開という形で実施致しますが、入賞グループの発表の概要につきましては、後日、このホームページにてご紹介したいと思っております。

「福島沿岸部・被災地フィールドスタディ」に参加しました!

 8月3日、昨年度の「浜通りへ行こう~復興と再エネの未来へ~」に引き続き、本校の地域課題探究活動として、一般社団法人あすびと福島さんが主催する「福島沿岸部・被災地フィールドスタディ」に、本校生徒6名(1年生2名・2年生3名・3年生1名)が参加してきました。

 今回は、本校単独ではなく、安積高校10名・福島西高校6名・原町高校2名を含めた24名の高校生が、大震災・津波と原子力発電所事故により、社会課題を20年先取りして課題先進地域となった福島沿岸部を体感し、被災地域に向き合うことを通して、自分と福島と社会の未来について共に向き合うという趣旨のもとに実施されました。

 まずは、バスでのフィールドワークで「影」の部分に向き合いました。

 双葉町の現在の居住人口は0人。まだ、1人として帰還が達成されていない唯一の町です。家屋は蔦に覆われ、周辺には耕作放棄地が広がり、お店も閉じたままで、街はし~んと静まりかえっていました。日中は車での通行も可能ですが、夕方になるとゲートは閉められ、そこは動物たちの世界へと移っていきます。しかし、8月30日、駅周辺の一部地域ではありますが、11年半ぶりにやっと避難指示が解除される予定です。

  

 かつて甲子園にも出場経験のある県立双葉高校は、来年度、創立100周年を迎える伝統校ですが、現在は休校中です。敷地内には自動車が取り残されたままで、3月19日に開催予定だった全国大会出場の横断幕が無情にも垂れ下がっていました。ガイドをして下さったあすびと福島の沖沢真理子さんから、この校舎での学業継続が突如として閉ざされてしまった当時の双葉高校生の思いを聞き、生徒たちは同じ高校生として胸を痛めていたようでした。

 富岡町境の東京電力福島第一原子力発電所から約2kmの地点です。この地点での放射線量は、毎時1.19マイクロシーベルトでした。短時間であれば人体に影響が出ない値ですが、生活を継続していくには、さらなる除染が必要です。ちなみに、手前は、中間貯蔵施設の予定地です。フレコンバッグが積み上げてあります。袋の中には、除染で取り除いた土や放射性物質に汚染された廃棄物が入っています。貯蔵開始後30 年以内に、福島県外の最終処分場に移されることになっていますが、その最終処分場の場所はまだ決まっていません。全町民が帰還できる日が、いつ来るのか。また、その時、帰還を希望する人がどれだけいるのか。原発がもたらした「影」はまだまだ消えそうにはありませんが、一方で原発が、この地域に電源立地給付金や固定資産税、そして、たくさんの雇用をもたらしていたことも事実です。

 浪江町では、教職員の迅速な判断と児童の協力により、奇跡的に児童93名全員が無事避難することができた、震災遺構「請戸小学校」を訪れました。津波の威力のもの凄さに、もう、ただただ驚くばかりでした。

 

 津波は、1階にあったすべてのものを押し流し、2階の床まで達していました。震災当日は、卒業式でした。まるで時間が止まったままのようです。実際、時計も津波到着時刻の午後3時37分で止まっています。

 北上して、南相馬市の小高区まで来ると、若干「光」が見えてきます。震災前の居住人口約13,000人の内、2022年7月現在、約3,800人が帰還し商店街も復活しました。その帰還のきっかけをつくった一人が、今回、お話を聴かせていただいた小高工房・代表の廣畑裕子さんです。廣畑さんは、小高生まれ、小高育ちの2児の母。2015年7月に住民交流スペース「おだかぷらっとほーむ」を立ち上げ、2017年には「小高工房」をスタートさせ、住民の憩いの場にとどまらず、地域全体が元気になる様々な活動を続けています。

 段々、雨が本降りになってきました。バス車中から、災害対応におけるドローンの活用、無人航空機の目視外飛行など、無人飛行に関する様々な実験が行われている「福島ロボットテストフィールド」を見学し、あすびと福島さんの研修所「あすびとパーク」に到着しました。

 まず、午前中のフィールドワークの振り返りです。本校の2年生が、口火を切ってくれました。生徒たちは「浜通りの現在の実態を初めて目にして胸が締め付けられる思いでした」「報道では見ることのできない影の部分を目の当たりにして考えさせられました」「私が住む場所からわずか2時間しか離れていないのに、11年という時間の流れ方がまったく違っていた」などと、各々の感想を共有しあいました。参加者の中の請戸地区出身の高校生は「ご近所同士のおつきあいがとても密で、とても賑やかだった町が、まったく違う姿になってしまいました。休みの日には、いつも海に行っていたのですが、その海が・・・」と、やや言葉を詰まらせながら、その思いを語ってくれました。

 午後は、2011年3月11日から現在までの廣畑さんの歩みをお聞きしました。聞き役は、あすびと福島・代表の半谷栄寿さんです。半谷さんは、南相馬市の小高区のお生まれで、震災の前年まで東京電力の役員をなされていた方です。震災後は、福島の復興を担う人材を育成するという志を立て、「人をつくることが、明日をつくる道」との思いから『あすびと福島』を創設されました。半谷さんの考える理想の地域像は、次のようなものです。「1つ目、あすびと福島が伴走する学生や自らのスタッフが社会起業家として福島で活躍する。そして、その姿を見た子供たちが自分も社会起業家になろうと努力をする、という「憧れの連鎖」が続いていくことで福島に社会起業家が増える」「2つ目、社会起業家が増えることで社会課題が解決され可能性が具現化する福島になる」「3つ目、福島から「憧れの連鎖」が全国に広がり、各地で社会起業家が生まれて新たな価値を創る。これにより福島が地方創生のモデルと言われるようになる」。今回の研修費も、全額、あすびと福島さんが負担して下さいました。そのお話からも、思いの熱さが伝わってきました。

  

 震災後、廣畑さんが勤務されていた会社は郡山市に移り、一方、息子さんは相馬市のサテライト校に通うことになり、一時期、廣畑さんは、相馬市と郡山市の片道2時間の距離を毎日通われていたそうです。その後、小高に戻り、唐辛子の生産・加工・販売を通じ、人と人をつなげ、地域の人々に生きがいを提供してきました。廣畑さん曰く、「″立派に”生きようとしなくてもいい。"ちゃんと″生きればいい」「自分の選んだ道が一番正しいと思うことで、今を大切にすることが大事だ」「変えられない過去に悩むより、未来を新しくつくっていく」「一番大切なのは命であり、身近な人の笑顔」。また、半谷さん曰く、「目的と手段を取り違えないように。手段の失敗は全然構わない」「持続可能性とは、コミュニティに貢献する社会性と利益を生み出す経済性を両立させること」「リーダーシップとは、まわりの共感を生むこと」などなど。本校生も、メモを取りながら、お二人の話に熱心に耳を傾け、積極的に質問もしていました。

最後は、今日一日、被災地でのフィールドスタディを通して、今の社会や自分と向き合った思いを、文字として言語化し、参加者全員で、その思いを言葉として共有しました。

最後は、ドローンで記念撮影です。みんな充実したいい顔をしていました。

 

いつもの表情とは違う2年生の様子です。校内体育大会が行われました。

 

 

天気予報よりも本校生の気持ちが勝り、晴天の中、開会式を迎えることができました。最初の競技は、リレー予選です。第2組目、2年4組と2年5組の登場です。気合、十分。

 

予選第3組には、2年1組と3組と6組が登場しました。5チーム中、3クラスが2年生、2年生の雌雄を決する組合せです。

予選最終組には、2年2組が登場しました。

 バスケットボール。見ごたえのある空中戦、そして、ボールの奪い合い。

 バレーボール。まるで「アタックNo.1(古い!)」のようなスパイク、そして、回転レシーブ。

サッカー。天候が危ぶまれましたが、日頃の行いも宜しいとみえ、無事、実施できました。女子の部もあります。

 

バドミントン。白熱するラリーが続きました。見ている方は、ドキドキ、ハラハラです。

 最後の種目は、長縄跳び。なんと2年4組の記録は、連続281回。

1位・2位・3位を3年生が独占。最後の大きな行事にかける思いが、やっぱり違いますね。2年生にとって、次の非日常的な行事は、修学旅行ですね。それまで、充実した日常を積み重ねていって下さい。2日間、お疲れさまでした。

探究学習『SDGs×哲学対話』の活動の様子が紹介されています。

  令和3年度入学生が、これまで「総合的な探究の時間」で取り組んできた『SDGs×哲学対話』の活動の様子が、外部団体の媒体にも数多く掲載されていますので、まとめてみました。

 

【国立環境研究所福島地域協働研究拠点】

ふくしまから地域と環境の未来を考える(WEBマガジン「FRECC+フレックスプラス」)

 

【郡山市】

 SDGs未来都市こおりやまポータル(市政きらめき出前講座「SDGsってなに?」)

 

【郡山医療生活協同組合】

 医療生協のSDGs活動

 

【 国際交流の会・かるみあ 】

活動報告( SDGs講座)

 

また、「総合的な探究の時間」とは別に、任意参加の地域探究「復興と再エネの未来へ~浜通りへ行こう!~」での活動についても紹介されています。

【あすびと福島】

  福島の人材育成(再エネ探究学習)

https://asubito.or.jp/fukushima_info/7511.html

そのフィールドスタディの映像も公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=QHVoh-39mac

 

本校の探究学習へのご協力、ありがとうございました。

 

「情報収集」活動に躍起です!(総探『SDGs×哲学対話』vol.10)

 SDGsの17ゴールごとに分かれての「総合的な探究の時間」における『SDGs×哲学対話』、昨年度の「情報収集」活動に引き続きに、今年度は「整理・分析」の段階に入りました。分析を進めるために不足している情報を補うべく、各グループとも新たな調査方法に取り組んでいます。

 

 当初は、ネット検索を利用した「調べ学習」が多かったのですが、アンケートの実施や図書館での文献調査、また、生物室で実験を行うグループもありました。

 

 各グループから依頼されたアンケートの種類は30種類余り。回答するのも一苦労でしたが、その集計作業も大変なようです。

 

 この探究活動の趣旨である「主体性」も段々と身についてきたようで、自分たちで市内のNPOや行政機関にアポイントをとり、訪問してインタビューを実施したり、中には、大胆にも国会議員さんの事務所に、「LGBT対策の現状についてお聞きしたい」と電話をかけ、探究の時間にZoomミーティングを開催したりするグループもありました。

 

 ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございます。

 2年生になって、生徒たちの探究活動も一挙に活発になってきました。

 

「ミニ中間発表会」を開催しました!(探究『SDGs×哲学対話』vol.9)

 2月25日(金)、今年度最後の探究活動の締め括りとして「ミニ中間発表会」を開催しました。

 この日程で本来なら、12月にお招きした東京大学の堀越耀介先生のご指導の下、哲学対話形式での「中間発表会」を予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止に鑑み学年全体での行事を取りやめ、領域ごとに9つの教室に分かれ、各グループの探究計画の発表、これまでの情報収集活動の成果、今後の探究活動の予定について報告してもらいました。以下は、その様子です。

 

クラスも異なるグループ編成で、最初はコミュニケーションもぎこちない様子でしたが、それぞれ主体性をもって、徐々にではありますが話し合いも形になってきました。以下は、これまでの情報収集活動の様子です(まん延防止重点措置適用前)。

                 

 

 

 

分野別講座「SDGs実践事業所の具体的な取組み」を開催しました!(探究『SDGs×哲学対話』v...

 令和4年1月14日(金)、本年度の1年生の探究テーマ『SDGs×哲学対話』の情報収集活動において、地域で実際にSDGsを実践している事業所や団体の方々から、各分野の課題解決の具体的な方策についての示唆を得て、各グループでの探究学習の充実を図る目的で、分野別講座「SDGs実践事業所における具体的な取組み」を開催しました。

 特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワークの鈴木和隆様のご紹介もあり、9分野にわたって講座を設けることができました。

 

株式会社四季工房 代表取締役社長 野崎 進 様 からは、" 地域の「自然」「人」「技術」を切り口にした環境にやさしい家づくり" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「今回のお話をお聞きして、木の大切さについてあらためて考えることができました。また、四季工房さんは、どの家よりも強い耐久性を持ち、環境にやさしい家づくりをしているいうことが分かりました。そして、二酸化炭素の排出量を減らすためには、再生可能エネルギーをどんどん普及させていくだけでなく、今ある環境を活用していく方法もあるということを知りました。物事を見るときは、1つのことにとらわれず、いろんな角度から見ていけるようにしたいと思いました。」

鈴木農場・伊東種苗店 鈴木 光一 様 からは、" 「郡山ブランド野菜」の立ち上げ・地元の消費者や料理人との連携など地産地消の推進" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「昔は、キツい、汚い、格好悪いという負のイメージが強かった農業を、発展させていこうという、その行動に感動した。鈴木さんのところでは、種や苗から、料理されるところまでを想定した営業をしていて、これまでの”稼げない農業”というイメージが変えられるようにしつつも、消費者のことをしっかりと考えていることが、全国各地で"郡山ブランド”の野菜が愛されている理由だと思った。この講座を受けて、何か物事を成し遂げたいときには、その成し遂げたいことのために努力を欠かさず、誰よりもそのことを考え、トライ&エラーを繰り返し、より良いものにしていくことが大切だと学んだ。」

新協地水株式会社  取締役技術部長 髙橋 友啓 様 からは、 "住みよい地域づくりと環境保全への貢献・社員の幸せと社会の発展を目指す企業風土" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「ZEBという今まで知らなかった建築様式を知った。これを実現するのは決して簡単ではなく、東北では唯一、新協地水さんだけが実現してるとのこと。また、地熱とは別に地中熱というエネルギーがあり、これを応用すれば省エネルギーが実現でき、太陽光パネルやEV自動車の普及で脱炭素が可能であることも知った。今まで、2030年までに、郡山市の電力をすべて再生可能エネルギーで賄うことは不可能だと思っていたが、その実現に一筋の希望を見いだした。」

国立環境研究所福島地域協働研究拠点  地域環境創生研究室長 五味 馨 様 からは、" SDGsを活用した持続可能な地域づくり・地域循環共生圏・地域エネルギーシステムの構築" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「町づくりの課題として、人口、地球温暖化、災害などSDGsも重要な観点であることを知った。他の町の成功例を参考に、郡山市でもSDGsのゴールを実現できればと思った。その為にも、質の高い教育が行われ、そうした教育を受けた若者が町に残って、高齢化や少子化などに対して、有効な対策を施すことができる町をつくっていく必要があると強く感じた。」

株式会社富久栄商会  代表取締役社長 中島 茂 様 からは、" コーヒーとカカオで世界を笑顔で繋ぐ企業理念・ルワンダにおける井戸開発の支援" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「カカオやコーヒー豆が、SDGsと直接に結びつくことはこれまでありませんでしたが、今回の講座を受けて、普段、何気なく飲んでいるコーヒーを、実際に現地で栽培している人たちの苦労や努力を知りました。コーヒー豆を作る国の人々は、障がいを持った人にも優しい社会で、私たち日本人も見習わなければならない点が沢山あると感じました。そんな人たちのためにも、SDGsを実現していかなければならないと思いました。」

郡山市商工会議所青年部  副会長[平晋建設株式会社] 髙橋 晋也 様 と 運営委員長[おおや法律事務所] 石川 恭世 様 からは、 " 地域社会への貢献・事業活動を通じたSDGs実践・女性役員の推進" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「郡山市で行われている様々なイベントやフェスが、実は、商工会議所の青年部の方々が行っているというお話をお聞きして驚きました。また、日本は賃金格差ワースト2位という数字を聞いてびっくりしました。そんな中で、郡山市は女性が活躍できる町づくりを頑張っていて、実際に、女性役員の数も年々増えているということを知り、私たちも、声をあげていかなければならないと感じました。」

国際交流の会・かるみあ  会長 三田 眞理子 様 からは、" 国際文化交流など地域の中で文化や世代を越え、違いを認め合うコミュニティづくり" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「すごく興味を持ってお話を聞くことができました。一つ一つ丁寧に説明して下さって、分かりやすく、楽しかったです。週1回だけの活動でも、外国人の方が暮らしやすいようにと、いろいろな工夫がされていて、とても感心しました。しかし、まだ、行政の手続きなどの面では不便なことも多く、それらを改善していければと感じました。今まで知らなかったことを沢山知ることができ、とても充実した講座でした。」

郡山医療生活協同組合  理事 組織部長 小抜 勝洋 様 からは、" 住民と専門職のパートナーシップによる健康づくり、誰一人残さない無料・低額診療" に関するお話を頂きました。

受講生の感想 「"生活協同組合”というしくみを知ることができました。コープやパルシステムという言葉は知っていましたが、生協が運営する病院があることを知って驚きました。生きていくには、すべてにおいて"健康”が大事になってくること、そして、その健康の維持がSDGsのゴールにつながることを学ぶことができました。今、少子高齢化とともに、医療費についても問題になっていることに対し、私たちもあらためて考えていかなければならないと感じました。」

一般社団法人Bridge for Fukushima 代表理事 伴場 賢一 様 からは、" 問題の原因を可視化するプロブレムツリー(問題分析系図)の手法と作成" について学び、ワークショップを行いました。

 受講生の感想 「"なぜ自分はこれができないのか”というような問題の原因と、それが及ぼす結果を考えるだけでも難しくて、どう表現すれば、みんなに納得してもらえるのか、すごく考えさせられました。何かを改善したいとき、がむしゃらに、ただ頑張ろうとせず、まずは、"どうしてできないのか”"どのような影響があるのか”をよく理解してから、それを防ぐための方法を、自分だけでなく、多くの人から意見をもらって考えをまとめていくことが大事になってくると感じました。この手法は、探究の時に使えるので、早速、実践していきたいです。」

 

受講生の感想を見ても、とても有意義な時間だったことが分かります、講師をお引き受け頂きました事業所や団体の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

講演会「哲学対話ってなに?」を開きました!(探究『SDGs×哲学対話』vol.7)

 12月10日(金)、今年度の探究『SDGs×哲学対話』の2本柱の一つ、哲学対話についてのオリエンテーションを兼ねた講演会「哲学対話ってなに?」を開催しました。講師は、東京大学大学院教育学研究科の堀越耀介先生です。堀越先生は、東京大学の博士課程に籍を置きながら、共生のための国際哲学研究センターのリサーチ・アシスタント、また、クロス・フィロソフィーズ株式会社のアソシエイト・フェローなどの研究職にも就かれています。

 ところで、アンケート結果を見ますと、そもそも「哲学対話」という言葉を聞いたことがある生徒が、全体の約1割。その意味まで知っているという生徒は、ほぼ皆無に等しい状況でした。よって、第1部は「哲学対話となんぞや?」という講演から始まりました。

 生徒たちも、1「わからなくていい」、2「信念を持たなくていい」、3「話さなくてもいい」、4「答えがなくていい」との、哲学対話の4原則を聞いて安心したようです。とにかく、「どんなことでも自由に言っていい」「気を遣わなくていい、過激でいい」「信念や一貫した立場は必要ない」「分かった気になるよりモヤモヤのままでいい」「他人から借りた言葉でなく自分の経験から話せばいい」と、人を傷つけない限りにおいては、哲学対話はすべて自由が基本です。そして、哲学対話で一番大事なのは、問いを出し、問いを通じて考えを深めていくことです。しかし、この「問い」が最も難しいのです。

 ということで、第2部は、各グループごと車座になっての「哲学対話の実践」です。最初の「問い」は、全グループ共通で『他人に迷惑をかけなければ何をしてもいいのか?』。

 ちょっと、慣れてきたようです。では、続いての「問い」は、SDGsのゴールごとグループ別の「問い」です。

1「貧しいって、そもそもどういうこと?」、2「地球の裏側に住む人たちに対する義務はどこまであるの?」、3「健康であるって、そもそもどういうこと?」、4「良い教育ってなに?」、5「男女の役割を区別すことって必要?」、7・13「人間は自然をどこまで変えていい?」、8「働きがいってなに?」、10「人が平等であるって、そもそもどういうこと?」、11「良い町ってなに?」、14・15「自然が豊かであるって、そもそもどういうこと?」、16「正義ってなに?」

 笑い声が聞こえたり、一方、沈黙がしばらく続くシーンもありましたが、この時間が有意義だったことが、生徒たちの感想から分かります。

 「哲学対話と聞いて、最初は難しいものと思いましたが、分からなくてもいい、答えが出なくてもいい、と聞いて安心して取り組むことができ、自分の考えもすごく広がりました。」「私はいつも『一番良い答えを出さなくては』『みんなと似た意見にしないと』と焦ってばかりいましたが、今回、分からなくてもいい、答えが出なくてもいい、と聞いて本当に気持ちが楽になりました。哲学って、こんなに身近で楽しいものなんだと感じました。これから沢山の『問い』を持って生きていきたいです」「問いに問いが次々と出てきて、頭の中の整理が大変だった。けれど、それを発表するのも、他の人の意見を聞くのも楽しかった」「自分の知らない知識や考え方が出てきてすごいなあと感じました。一つのテーマについて考えていくうちに、問いが沢山でてきて考えるのが段々難しくなっていきました。」「沈黙が続いたこともありましたが、一人一人が自由に発言することができたのが良かったと思いました。哲学対話の楽しさを知ることができました。」「普段はあまり考えないことについて考える良い機会でした。途中で分からなくなってしまうこともありましたが、『問い』について深く考えることができました。」「先生のお話を聞いて、この世に哲学はあふれていて、とても身近なものだと感じることができました。日常生活のなかで『問い』を深め、分からないことを発見して、それについて深く考えてみたいと、哲学に興味がわきました。」「今回のこのような対話を今後の探究活動に活かしてより良い答えが導き出せるようにしたいです」

グループメンバー初顔合わせ!(探究『SDGs×哲学対話』vol.6)

 12月3日(金)、それぞれの興味・関心に応じ、クラスの枠を越えてSDGsの17ゴールごとにグループ編成を行いました。ゴール3「すべての人に健康と福祉を」やゴール4「質の高い教育を」を選んだ生徒が最も多く、各グループ6名前後で40のグループができあがりました。初顔合わせで、最初は緊張していたようですが、ゲーム的要素を含んだ自己紹介などアイスブレイクを重ねていく中で、しだいに打ち解けていった様子でした。

 

 お互いの名前や秘密(?)を知ったあと、役割分担を決め、いよいよブレインストーミングに移ります。お題は「私が探究したいこと」。まずは、個々人で熟考し、付箋に書き出していきます。

 そして今度は、「私が探究したいこと」をグループ内で発表し、似通った内容同士をグループピングして、探究テーマの候補を列挙していきます。

 テーマの候補が挙がったことで、今度は、そのテーマに関する「問い」を考えていきます。この「問い」の質が探究の肝になってくるところですが、まだこの段階ではそれにはこだわらず、そのテーマに関して、郡山市や福島県などの地域において、実際にどのような課題があるのか、スマートフォンを活用して調べてみます。

 とりあえず、今回は、ここまで。

 次回、12月10日(金)は、東京大学から先生をお招きして「哲学対話」を実践します。哲学対話は、思考やアイディアを深掘りするためのシンキング・メソッドです。今回、ブレインストーミングを通じて出されたテーマや「問い」の候補が、どんどんブラッシュアップされていくことを期待します!

『第1学年小論文講演会』がありました!

 11月26日(金)、表現力育成の一環として『小論文講演会』を開催しました。

 「学研教育みらい」さんより本間裕子先生を講師としてお招きし、小論文の書き方に関するガイダンスを受けました。講演と言っても、論文構成の演習や文章の読み取り、また、実際に先月の模試において本校生が書いた小論文を素材にポイントを指摘して下さるなど実践的な内容で、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。

 

『職業観育成講話』(1年生向け)がありました!

 11月12日(金)、1年生を対象に進路指導部主催の『職業観育成講話』がありました。この行事は、社会が求めている人間像や職業について考えさせ、進路意識をより明確にしてもらおうと毎年実施されているものです。

 第1部は、「未来をつくる仕事へ~SDGsから考える職業観~」をテーマに、パネル・ディスカッション形式で行われました。SDGsに関わっている方々にパネリストとして登壇していただきました。「SDGs未来都市こおりやま」を推進している郡山市さんから政策開発課の阿部義登様、 ベトナムインフラ構築事業への貢献と再生可能エネルギー事業に注力している矢田工業株式会社さんから成田英樹様、 SDGsメディアコンパクトの理念に基づいた福島が抱える社会課題解決に取り組んでいる福島中央テレビからアナウンサーの野尻英恵様、そして、国際協力機構JICA二本松訓練所からエジプト・ルクソール派遣隊員でもあった坂本拓馬様の4名の皆様です。ちなみに、矢田工業所さんと福島中央テレビさんは、「第2回こおりやまSDGsアワード」の受賞団体でもあります。

Q.高校時代の1日1日をどう過ごしたらいいか?

 「勉強をするのは当然として部活動を含めた人間関係を構築していくことが大切だと思う」「学校外の人ともつながる積極性を持ってほしい」

Q.何のために働くのか、働くことの意義は?

 「報道を通じて皆さんの命と財産を守りたい。そして、日々の生活に彩を加えることができたらとの使命を持って仕事をしています」「日本だけでなく世界の人々がみんなより良い生活ができるようにと願い国際協力のために活動します」

Q.はたして2030年までにSDGsは達成できるのか?

 「2000年のMDGs(ミレニアム開発目標)を知る人は少ないが、みんながSDGsを知っているということ自体、達成に近づいていると感じます」「国連で全加盟国が一致して採択するということはあまり例がないが、このSDGsについては全加盟国が採択し、今、世界が共通の目標に向かっているということを考えれば、十分実現可能なのでは、いや、そう信じたい」

このようなパネリストの皆さんの熱いやり取りの後、積極的に質問をする生徒たちの姿も数多くみられ、この時間が有意義だったことをあらためて実感しました。

 

第2部の分科会では、分野別に、生徒たちがそれぞれの興味や関心に応じて、講座を選びました。

【福島民友新聞社:まなぶん事務局長 渡辺順 様】  【日本全薬工業株式会社:人事部 小松俊太郎 様】

【矢田工業所株式会社:専務 成田英樹 様】     【郡山市:政策開発課主任主査 阿部義登 様】

【国際協力機構JICA:二本松訓練所 坂本拓馬 様】  【福島中央テレビ:アナウンサー 野尻英恵 様】

【県中児童相談所:心理判定員 鈴木諒 様】   【ヤマハミュージック郡山:フルート指導者 佐川進一 様】

【県中児童相談所:児童福祉司 波田野咲季 様】

 

生徒たちの感想には、

「今、自分の周りにいる友達や先生方がかけがえのない存在だとあらためて知りました」「役立つが嫌いな<勉強=仕事>を、役立ってなおかつ好きな<勉強=仕事>にしようと思った」「『その人が持っているものはなんだろう?それを見つけて引き出してあげることが仕事では大切になってくる』という講師の先生の言葉が心に残りました」「『その仕事がこの世に存在しいること自体、誰かに必要とされているということ』という話を聞いて、もし自分がやりたい仕事につけなくても、誰かに必要とされているやりがいのある仕事だと思えるようになった」などと綴られていました。どうやら、今回の講話、当初の目的が達せられたようです。

 

 

『進路講演会』がありました!

 10月15日(金)、進路指導部主催の1年生向け『進路講演会』がありました。「大学入試の基本と効果的な学習」と題し、株式会社ベネッセコーポレーションの髙橋志拓氏にご講演を頂きました。

 昨今の入試制度改革や本校1年生も受験している「スタディ・サポート」の活用法についてのお話がありました。講演の最後には、高い目標を持ちながらも、現在、成績が伸び悩んでいる生徒たちに対する激励の言葉もあり、生徒たちも、何か感じるところがあったと思います。受験に関わる情報が凝縮した有意義な講演内容に対し、生徒たちからも質問が相次ぎました。 

 講演終了後、前述の「スタディ・サポート」の個人診断表が返却され、自らの弱点に気づき、早速、弱点克服のための演習問題に取り組む姿が見られました。1年生各人の今後の飛躍に期待したいところです。    

1年生が浜通りに「遠足」に行ってきました!(探究『SDGs×哲学対話』vol.5)

 10月13日(水)、「SDGsの視点からの浜通りでの実地研修」を兼ねた遠足に行ってきました。今年度の1年生の遠足は、コロナ禍の下で不特定多数が密になる観光スポットを避けるという目的と、探究学習「SDGs×哲学対話」に関わる実地研修を行うという方針から、なかなか足を運ぶことのできない浜通りを訪れました。

 昨年オープンした『東日本大震災・原子力災害伝承館』を中心に、いわき市・広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町・南相馬市・相馬市と北上し、車窓からではありますが『イノベーション・コースト』の整備状況を実感しました。SDGsのゴールで言うと、目標11「都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする」ための【防災】、目標7「すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」とともに、目標13「気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る」ための【環境】、そして、目標9「強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る」ための【イノベーション(技術革新)】について学ぶことができたと思います。

 常磐双葉ICを降りてからの一般道の両側には、立ち入り禁止の鉄柵が施され、荒れ果ててしまった住宅が佇んでいました。双葉町は、現在も除染・復旧工事関係者以外の一般住民の自由な行き来が終日制限される「帰還困難区域」に指定されており、2021年9月現在、町全域が一日を通して人の住む事が出来ない日本で唯一の自治体です。ちなみに、当日の伝承館周辺の放射線量は0.06μSv/hで、郡山の値は0.04μSv/hでした。

  『伝承館』では、災害の始まりから現在の状況までを知るための「展示見学」、災害を実体験した方々の生の声を聞く「語り部講話」、154人の住民の方々が犠牲となった請戸地区を中心とした「フィールドワーク」の3つのプログラムを研修しました。

 

 「フィールドワーク」では、かつて約450世帯が生活を営んでいた請戸地区を車窓から眺めました。当たり前ですが、今は一軒の住宅もなく、ただただ草地が広がっています。請戸川を10m~15mの津波が遡っていったと言われています。その草地の中にポツンとそびえたっているのが、福島県で初めて震災遺構としての保存が決まった請戸小学校です。先生と子どもたちは、2km先にある大平山までの避難を決意し、無事全員が助かりました。今、大平山には、請戸地区周辺で亡くなった方々の慰霊碑が立っています。

 また、『伝承館』に隣接する『双葉町産業交流センター』の展望台からは、除染で生じた放射性廃棄物等を数十年にわたって保管することになるであろう『中間貯蔵施設(建設中)』、廃炉作業が進められている『東京電力福島第一原子力発電所』の工事用鉄塔を見ることができました。

 

 『イノベーション・コースト構想』は、浜通り地域の産業を回復するために、「廃炉」「エネルギー・環境」「ロボット」「農林水産業」を中心に、新たな産業基盤の構築を図る国家プロジェクトで、高い技術力を持った企業の産業集積、人材育成や情報発信、交流人口の拡大を目指して、浜通り地域の復旧・復興が進められています。福島県は、「福島県再生可能エネルギー推進ビジョン」を打ち出しており、2040年頃には県内エネルギー需要の100%相当量を再生可能エネルギーで生み出すことを目標にしています。阿武隈・浜通りエリアには国内最大級の風力発電施設、いわき沖には浮体式洋上風力発電の実験施設、また、浪江町には世界最大級の水素製造システムが、そして、県内各地域にメガソーラーによる太陽光発電施設が整備されつつあります。今回も、常磐高速道路の車上から「富岡復興メガソーラー・SAKURA」を見ることができました。

 生徒たちの感想には、「地震が起きた当時から止まってしまった時間を実感することができた」「ニュースには報道されないパネルの写真を見て、心が苦しくなるとともに、そのリアルさが伝わってきた」「あんなにも海に近い場所から小学生が逃げることができたのは本当に良かった」「被災した方々の話を聞くことができ、自分のことだけでなく他の地域にも目を向けなければならないと感じた」「私は震災で郡山に避難してきたので、自分の故郷の人たちの頑張りや現状を知ることができてよかった」と綴られていました。

 新型コロナ感染防止のためイノベーション施設を見学できなかったことが残念でしたが、是非、今度、青い青い海の広がる太平洋の景色を見ることのできる晴れた日に、研究施設の見学と併せて、個人的に浜通りの町々を訪れてほしいと願っています。

第1学年「大学講義」が開催されました!

 10月8日(金)、山形大学よりエンロールメント・マネジメント部教授の山本陽史先生をお招きして、「探究活動の進め方」とのテーマで講演をいただきました。

 「大学講義」は、大学の専門分野のリアルな講義を通し、生徒個々の知的好奇心を育成するとともに、探究活動の基盤となる論理的思考力と正確な読解力、さらには自己表現力・発表力を向上させることを目的に、毎年度、開催しています。

 講演は、「研究とは」「探究テーマの見つけ方」「リサーチの仕方」「研究論文・発表の作法」「論文の構想と構成」「プレゼンテーションのコツ」など、探究活動が本格化する1年生にとって打ってつけの内容でした。講演の最後には、ワークショップ形式の「課題発見の模擬体験」もあり、生徒たちは積極的に取り組んでいました。

 講演後には、「文科系の学問においては実証が難しいと思いますが、数学的方法論を用いた文科系の研究があれば教えて下さい」「海洋生物に興味がありますが、その分野を身近な課題として引きよせて探究するにはどうしたらよいですか」など、講義内容をしっかりと受けとめた質問が、講師の先生に投げかけられていました。

 来週は、ベネッセコーポレーションから講師をお招きして進路講演会を実施する予定です。

分野別講座「SDGsからみた郡山市政各分野の課題と取組」を開催しました!(探究『SDGs×哲...

 先週、実施された講演会「SDGsからみた郡山市政の課題と取組」を受けて、10月1日(金)、今度は「市政各分野における課題と取組」を学ぶため、各分野のプロパーである行政職員の講師派遣を郡山市政策開発課に依頼し、8分野14講座を設けました。生徒たちは、自らの進路や興味に応じて2講座を受講しました。講義の後、受講生である1年生から活発に質問が出される講座も数多く見られ、行政施策やSDGsに対する関心の高まりを感じました。

  

1都市計画分野「郡山市の都市計画とまちなか活性化」(講師:遠藤敦氏[都市整備部都市政策課])

 

 

2都市計画分野「郡山市の上下水道(水循環)」(講師:生田晶教氏、宗形翔氏[上下水道局経営管理課])

 

 

3教育分野「郡山市の学校教育」(講師:日下明彦氏[学校教育部学校教育推進課])

 

 

4福祉・健康分野「郡山市の子育て政策と子ども条例」(講師:中原幹弘氏[子ども部子ども政策課])

 

 

5福祉・健康分野「郡山市の障がい者福祉政策」(講師:伊藤博氏[保健福祉部障がい福祉課])

 

6福祉・健康分野「郡山市の高齢福祉政策」(講師:宗形敏広氏[保健福祉部健康長寿課])

 

7環境分野「郡山市の環境政策」(講師:鈴木智裕氏[環境部環境政策課])

 

 

 

8環境分野「郡山市のごみ問題」(講師:田母神裕一氏[環境部3R推進課])

 

 

9農業分野「郡山市の農業」(講師:善方友和氏[農林部農業政策課])

 

 

10商工業分野「郡山市の商工業」(講師:蓮沼晴樹氏[産業観光部産業政策課])

 

 

11ICT・DX分野「郡山市のICT政策」(講師:岩崎敦史氏[政策開発部DX戦略課])

 

 

12生活分野「男女共同参画」(講師:円谷あゆみ氏[市民部男女共同参画課])

 

 

13生活分野「多文化共生」(講師:ヨースト・クラルト氏、平出将孝氏[文化スポーツ部国際政策課])

 

 

14生活分野「エシカル消費」(講師:加藤弘晃氏[市民部セーフコミュニティ課])

 

 講師の皆様、この度は本当にありがとうございました。

 11月中には個人の「探究計画書」を作成し、12月には興味・関心の似通った生徒同士でグループを編成し、グループとしての探究テーマを設定する予定です。文献や統計資料の所在、インタビューや実地調査の方法など、探究の情報収集プロセスにおいて生徒が壁にぶつかった際には、どうぞこれからもご助言の程、よろしくお願いいたします。

講演会「SDGsからみた郡山市政の課題と取組」を開催しました!(探究『SDGs×哲学対話』vo...

 9月24日(金)の6~7校時、「SDGs未来都市」 を宣言している郡山市の政策開発部より小和田晴彦氏を講師としてお招きし、「 SDGsからみた郡山市政の課題と取組」と題して 講演をいただきました。

 前半は、 郡山市の歴史や産業についての紹介があり、後半は、郡山市が 現在力をいれて取り組んでいる、⑴ 誰も置き去りにしない社会を目指す「SDGs( 持続可能な開発目標)」、⑵IT技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革させる「DX(デジタル・ トランスフォーメーション)」、⑶郡山市を含む16市町村におい て利便性を維持向上させ 将来にわたって豊かな地域として持続していくことを目指す「 こおりやま広域圏」などについての説明がありました。

 生徒たちが書き留めた『探究の記録』を見てみると、「 私たちも身近な行動をもっと考えていくことで、 環境問題に対処していくことができる」「 郡山市といえども人口が減少しているという問題を知り、 どのような対策が望ましいのか関心を持った」などと綴られており、 地域課題に対する理解を深めたようでした。

 

いよいよ本格的に、探究学習が始まりました! (探究『SDGs×哲学対話』vol.2)

 6月4日(金)に、本年度最初の探究学習に関わる講演会「SDGsってなに?」を設け、その後、宇宙祭・体育祭など全校挙げての生徒会行事が続き、しばらく間をおいた形になっていましたが、夏季休業が明け、本格的に探究学習が始まりました。ここで、あらためて、本年度1学年が取り組む探究学習『SDGs×哲学対話』について説明したいと思います。

 第1学年では、本校が福島県教育庁より『SDGs×哲学対話』の推進校として指定を受けたことを契機に、生徒自ら課題を設定し、解決に向けて情報を収集、整理・分析したり、周囲の人との意見交換を通して協働的な探究活動を進めていく「総合的な探究の時間」において、生徒の思考力や判断力、表現力などの育成を図っていきたいと考えております。

 その探究内容としての"SDGs(持続可能な開発目標)″については、国際的な課題であるとともに地域社会の課題でもあるという点において、「Think Globally, Act Locally」を実践することのできるテーマであり、17の目標は決まっているものの、その目標達成へのプロセスは自由であり、この自由度の高さが生徒たちの主体性を伸張していくことにも繋がります。さらに、探究の思索方法として"哲学対話″を用いることにより、他者の話に耳を傾け、自らの意見を表明するといったコミュニケーション能力の土台を養うこともできます。

 こうした観点から、探究学習を2か年にわたって進めていくにあたり、「SDGs未来都市」を宣言している郡山市(「こおりやま広域圏」)や、地域社会においてSDGsに取り組んでいる事業所・団体様と連携し、グローバルな課題を身近な問題として捉え直し、課題解決の具体的な方策について考えていきたいと思っています。 これらの探究学習を通して、最終的には、➀まちづくりに関する行政への提言書、➁東高独自のアクションプラン、③自分自身の行動指針などの形でまとめ、その成果を様々な場で発表し、発信していきたいと考えています。

 また、「総合的な探究の時間」のためだけの探究に終わらないよう、系統的な教材を用いて、探究のプロセスについて理解し、SDGsに限らず、上級学校での自らの研究や、将来、社会人になってからも役に立つ、汎用の高い探究メソッドを身につけてほしいと思っています。

 生徒たちの探究はまだ始まったばかりですが、今後、活動の幅が広がり、地域の皆様にもご協力を願う場面も生じてくるかもしれません。是非、そうあってほしいとも願っているのですが、その際は、どうぞ、ご理解・ご支援の程、よろしくお願いいたします。

 以下、テキストを用いたワークショップの様子です。現在は、オリエンテーションとして、探究を学ぶ意義、探究のプロセス、課題設定の方法などについて学んでいます。生徒たちは、さっそく活発に探究学習に取り組んでいました。

 

校内体育大会の幕開けです!

 「宇宙祭」が閉幕し2週間が経とうとしている7月14日、今度は「校内体育大会」の幕開けです。

 天候が心配されましたが、朝早くから体育委員や運動部の諸君がグラウンドを整備し、第1日目、予定通りの開催に漕ぎつけました。

 開会式後のクラス対抗リレーでは、1年生から3年生まで5クラスずつ予選4組に分かれ決勝進出を競いましたが、上級生の強さが目立ち、残念ながら1年生は各クラスとも決勝進出はなりませんでした。

 リレーの後は会場が分散し、大体育館でバレーボールとバスケットボールが、小体育館でバドミントンが、グラウンドでサッカー競技が開催されました。

汗をかいた後は、東高校ならではの、やっぱり「アイスクリーム」ですね!

「保健講話」がありました。

 7月9日(金)の「総合的な探究の時間」において、《おとなへのステップ~心とからだの変化と命の大切さ~》と題して、星総合病院の鈴木春惠氏からご講演をいただきました。

 内容は、思春期の性に関するお話で、生徒たちは、命を育むことの尊さについて、真剣に受け止めてくれたようでした。生徒たちの感想をいくつかご紹介します。

 「命の大切さとその怖さを知ることができました。今まであまり関心を持ったこともなく、知らなかったこともたくさん知ることができ、今回の講話は大変有意義でした。」

 「妊娠する確率、流産してしまう確率、知識のない性の危険性など、これまでに知らなかったことを知ることができました。また、異性を尊重することの大切さも、今回の講話を通じて強く感じることができました。」

 「赤ちゃんを産むには大変なことばかりで本当に辛いんだろうなと思っていましたが、産まれた瞬間、それまでの苦しさなんか忘れてしまうくらいの喜びがあって、私のお母さんもこんな気持ちだったのかと思うと、小さな悩みはどうでもよくなりました。」

 「今の自分は、いろんな奇跡が積み重なって生きているんだなあと思い、感動するとともに、親に感謝すべきだとあらためて感じました。」

 

とうとう「宇宙祭」も閉幕です!

 「校内公開」第2日目、各クラスの接客も洗練され、おもてなしの言葉遣いも流暢になってきました。本校生の長けた力を感じます。また、クラス企画とは別に、文化部の展示発表も秀逸でした。

美術部                     書道部

写真部                     演劇部

図書委員会                   アンブレラアート

 この他にも、吹奏楽部や合唱部のステージ発表、また、有志団体によるダンスパフォーマンスやバンド演奏など、本当に盛り沢山の「校内公開」でした。

 閉祭式も開祭式同様、大体育館を本会場としながらも、小体育館とリモートで結び、分散開催の形式をとりました。部門ごとの表彰では、3年6組がクラス企画の総合優勝の栄冠を手にしました。さすがは、3年生です。また、学年別では、1年6組が第1位に輝きました。

総合優勝の3年6組                閉祭式のフィナーレ              

 校長先生による講評の後、準備の様子からを映像で綴ったダイジェストムービーが流され、実行委員長が閉祭を宣言し、3日間の「宇宙祭」も、ついに幕を閉じました。

 希望生徒による後夜祭も、新型コロナ感染拡大防止のため、生徒番号の偶数と奇数の2交替制で実施され、有志団体によるステージ発表と、コンテストの上位入賞者のファッションショーが行われ、大いに盛り上がりました。生徒たちも、祭りの終わりが名残惜しいようで、いつまでもいつまでも、マスク越しに旧友と語らいながら、校舎に残っていました。

 

「校内公開」1日目を迎えました!

 「宇宙祭」第2日目、本日は、いよいよ校内公開です。

 公開開始まであと3時間となった、朝7:00の各教室の様子。公開時刻10:00までの間に、1時間余りの準備時間はあるものの、果たして、全クラスすべての準備を整えることができるのか?

本来は、一般のお客様をお迎えするはずだった各クラスの幟

1年生の各教室

上級生の教室も、覗いてみましょう。まずは、2年生。やっぱり、ちょっと違いますね。

今度は、3階に上がってみましょう。さすがは、3年生。凝ってますね。

公開まで、あと5分となりました。どうやら、準備も間に合ったようです。

 

「宇宙祭」、始まりました!

 1年生にとって、否、本校生にとって、最初で最後となる「宇宙祭」、とうとう始まりました。

 新型コロナ感染に留意し、開祭式は、大体育館を本会場としながらも、リモートで小体育館と結び、同時中継で実施されました。生徒会長・校長先生のお話の後、宇宙祭テーマ及びポスターの表彰が行われ、カウントダウンの後、開祭が宣言されました。

 続く、開祭セレモニーでは、クラス企画のPRが行われました。

 クラス企画PRの後、郡山市のゆるキャラ「がくとくん」も飛入り出演したクラス対抗のファッション・コンテスト、また、日本舞踊や独唱などの有志による発表、そして、東高校に関するクイズ選手権など盛り沢山のセレモニーとなりました。

明日、「宇宙祭」開祭です!

昨日に比べ、各クラスの作業もだいぶ進んだようです。ただ、本当に間に合うのか、まだまだ一進一退の状況です。東高生の踏ん張りに期待しましょう。今日も1学年各クラスの準備風景をお伝えします。

1年1組

1年2組

 

1年3組

1年4組

1年5組

1年6組

いよいよ、明日、開祭です!

「宇宙祭」weekになりました!

今週の水曜日、6月30日に「宇宙祭」が開祭します。

コロナ禍の影響で、残念ながら「一般公開」は中止となりましたが、「校内文化祭」という形での開祭に漕ぎつけることができました。右も左も分からない1年生諸君も、互いに協力し合いながら、準備にあたっていました。1年生各クラスの準備風景をご覧ください。

 1年1組                    1年2組

1年1組 1年2組

 1年3組                    1年4組    

 1年5組                    1年6組

先輩(教育実習生)から後輩に向けてのメッセージ

 3年と3か月前に本校を巣立った卒業生が、教育実習生として戻ってきました。

 1年生のクラスに配属になったのは、保健体育科の吉田奈菜実習生と英語科の吉田辰哉実習生です。二人は6月18日(金)のLHRで、後輩に向けて、熱~い熱~い話をしてくれました。内容は、高校時代のエピソードや部活動の思い出、かけがえのない親友との出会い、大学で学ぶということの意義、一人暮らしをして分かった親のありがたさ・・・。

 1年生の生徒たちは、和やかな雰囲気の中で、「テスト勉強の仕方は?」「これまでの人生での最大の挫折は?」「好きな言葉は?」「タイプの人は?」などと質問を投げかけ、先輩の話に興味深く耳を傾けていました。

放送による「第一学年保護者会」を実施しました

 6月12日(土)、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大が続く中で、今年度も昨年度に引き続き、放送による開催となりました。

 保護者の方々は、お子様が所属するクラスに分かれ、まずは、入学式でホームルームに同席できなかった分、各クラス担任より、自己紹介やクラスの運営方針等の説明を受けました。

 学年委員長、校長、学年主任の挨拶の後、教務係より2年次の文理選択や探究学習について、次に、進路係より課外学習や模擬試験について、続いて、生徒指導係より服装頭髪や携帯電話の取り扱いなど学校生活のルールについて、最後に、旅行業者の方より次年度の修学旅行についての話がありました。

 今後も、教育活動のより一層の充実のため、保護者の方々との連携を深めていきたいと思っております。どうぞ、本校の教育活動へのご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

講演会「SDGsってなに?」(総探『SDGs×哲学対話』)を開催しました

 1学年では、本年度より「総合的な探究の時間」において『SDGs×哲学対話』のテーマに取り組みます。まずは、「持続可能な開発目標」を意味するSDGsの概要について知ってもらうオリエンテーションとして、講演会「SDGsってなに?」を企画しました。

 講師は、「SDGs未来都市」を宣言している郡山市の政策開発課SDGs推進係より河野将之主任をお招きして、SDGsの17Goalsと郡山市における課題や取り組みについてお話をいただきました。

 なお、当日は郡山市「週刊トピックス」の取材があり、6月11日(金)18:55~19:00の時間帯にテレビユー福島(TUF)にて放送されます。

 生徒たちの感想には、

「郡山のごみの量にはびっくりしました。まずは、ごみの分別など、自分ができることから行動したいと思います」
「自分が想像していたよりも国際的な格差の実態を痛感しました。私たち一人一人の行動がSDGsの鍵になると思いました」
「SDGsは世界をつなぐ扉になると感じました。身近な人から笑顔にしたいと思います」
といった内容が綴られていました。

 SDGsへの関心が高まったことがわかります。次回は、SDGsの視座から郡山市の行政の課題について講演をいただく予定です。