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郡山東高校より

お祝い 卒業式

3月1日、第75回卒業証書授与式が行われました。
春めいた、あたたかな日差しの中、264名に卒業証書が授与されました。

式辞では校長が、「コロナの経験をネガティブなものだけに捉えず、将来に役立ててほしい。本校で学び培った、しなやかな感性とたくましい知性をもつ、温かい人になってほしい。ゆっくりと、しかも確かに人と関わりながら、幸せな人生を送ることを心から願っている。」とエールを贈りました。

臨席いただいたPTAの新田好正会長からは、「すでに18歳で成人の皆さんは、一人の大人として見られる。今まで以上に、自らの行動に責任と自覚をもち、大きな夢を実現するために未来に突き進んでほしい。」とはなむけの言葉が贈られました。

在校生を代表して梨本義斗さんが、「学校生活において、在校生の憧れであり、目指すべき存在だった先輩方から教わったことを伝統として引き継いでいきたい」と送辞を述べました。

そして、卒業生を代表して大竹統也さんが、「コロナ禍で思い描いた高校生活とはちがったが、工夫し、できる範囲で学校行事を楽しむことができた。コロナ禍という大きな試練を乗り越えた私たちがこれから進む道は素晴らしいものになるはず。」と答辞を述べました。

三年間の思い出が去来し、退場時には、大粒の涙を流す卒業生の姿が数多く見られました。

その後、最後のHRが行われ、あたたかい言葉を添えて担任から卒業証書が手渡されました。3年間の思い出やこれからの生活への決意表明を1人ずつ発表したクラスもあったとのことです。

卒業生の皆さんには、郡山東高校で学んだことを大切にし、これから大きく飛躍してほしいと願っています。