郡山東高等学校より

◎令和8年度 郡山東高等学校「教育実習受け入れ文書」について 

 掲載しました。

 「教育実習受け入れ文書」


◎令和7年度 郡山東高等学校「前期選抜募集」について 

 終了しました

 

◎高校入試・合格発表等で来校される受験生及び保護者等のみなさまへのお願い

  • 日ごろより 本校の教育活動にご理解を賜り 深く感謝申し上げます。

  • 本校では 校地が狭いことや事故の未然防止などの事情から、保護者等の皆様の自家用車での来校は、特別な場合を除き お控えいただいています。
     このような中、近隣の商業施設等より、「高校入試・合格者発表・オリエンテーションが行われる日には、生徒等の保護者の方と思われる自家用車が 当該駐車場に長時間駐車して困っている」とのご指摘を厳しくいただいております。

  • 近隣の商業施設等の迷惑にならないよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

福島県立郡山東高等学校

新着

Topic 郡山東高校より

ハンドボール部 県内チームと練習試合

2023年2月27日 08時30分

寒さ厳しい毎日ですが、ハンドボール部は元気に活動しています!

通常の練習に加え、県内チームとの練習試合を行っています。
今年度の大会は全て終了したので、実践形式から遠ざかってしまうこの時期ではありますが、
練習試合を通して、自分たちのプレーを確認しています。

練習試合では、上達しているプレーが増えていることに気づくことができ、
それぞれの自信となりました。
また、改善すべきプレーも見つかり、今後の練習の中で気をつけていこうと思っています。

春に向けて、部員全員で頑張っています!

 

2次試験迫る!

2023年2月16日 14時25分

国公立大学二次試験まで10日を切りました。
3年生は必死です。

講座、添削、個別指導…そして自分1人での学習。
それぞれが、残りわずかな時間を勉強に全て費やしています。

最後まで走りきろう、3年生!!




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3学年保護者の皆様へ】令和4年度第75回卒業証書授与式におけるマスクの取扱いに関する本校の対応について

2023年2月15日 10時01分

このことについて、〈別紙〉のとおりお知らせします。
御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 

スクール・ミッションの掲載について

2023年2月14日 15時19分

 本校のスクール・ミッションが策定されました。スクール・ミッションとは、各高等学校における教育活動の特色・魅力を明確にするために、学校設置者が各校の存在意義や教育理念、育成すべき人物像や期待される社会的役割等を明確にしたものです。

 こちら をご覧下さい。

 

地域課題探究「復興と廃炉の現状~浜通りに行こう!~」

2023年2月13日 15時25分

 昨年に引き続き、「伝承館での高校生研修」に応募し、本校としての地域課題探究「浜通りに行こう!」を企画しました。昨年度は「復興と再エネの未来へ」というテーマでしたが、今年度は「復興と廃炉の現状」と題して、2月6日(月)に事前学習会を実施し、2月11日(土)、【リプルンふくしま】・【東京電力廃炉資料館】・【富岡漁港】・【夜ノ森桜並木】の見学、【伝承館】での語り部講話をプログラムとして、1年生11名・2年生10名の計21名でフィールドワークに行ってまいりました。

 

 【リプルンふくしま】は、特定廃棄物の埋立処分事業に関する情報発信の一環として設置された施設で、地元の方々の疑問や不安の軽減、埋立処分事業の安全性についての理解を促すためにつくられました。

   展示施設でのスタッフの方の説明に、メモを取りながら真剣に耳を傾けていた姿が印象的でした。また、屋外で「除染区域」と「非除染区域」のモニタリングを行いましたが、約2倍の線量の違いがあることが分かり、除染の効果をあらためて実感しました。

   

  

 【東京電力廃炉資料館】は、福島第一原発事故の記憶と記録を残し、反省と教訓を社内外に伝えるために東京電力が設置した施設です。元々は、福島第二原子力発電所をPRする目的で建設された「エネルギー館」でしたが、原発事故後、「廃炉資料館」に変わりました。エントランスの壁には、「私たちは、事故の反省と教訓を決して忘れることなく後世に残し、廃炉と復興をやり通す覚悟をもって『東京電力廃炉資料館』を運営してまいります」との言葉が刻まれていました。

 

   津波の来襲によって全電源が喪失し、炉心溶融や水素爆発が起きた経過を追う生々しい映像。現在の1号機から4号機までの状況や、当時、実際に所内で事故対応にあたった、いわゆる「Fukushima50」の方のお話など、とても貴重な機会を得ました。最後に、質問の時間を設けて下さり、参加生徒の質問に真摯にそして分かりやすくお答えいただきました。ご対応、本当にありがとうございました。

 

 

 2019年、8年ぶりに復活した【富岡漁港】。かつては、ヒラメやカレイといった高値で取引される「常磐もの」が多く水揚げされていました。震災前の水揚げ量にまで回復するには、さらに時間が必要ですが、この港にまた再び漁火が戻ったことは、大きな大きな一歩です。ただ、今年には始まるという処理水の海洋放出によって、再び風評被害が強まることが懸念されます。

 

   富岡漁港から伝承館のある双葉町へ至る車窓からの風景は、まだ、復興が途上であることをまざまざと感じさせるものでした。来月には、咲きそろうであろう夜の森桜の並木周辺も、帰還困難区域や特定復興再生拠点区域に指定され、住宅に人気はなく、バリケードなど物理的な防護措置が施されている場所も目立ちました。

 

 

 【東日本大震災・原子力災害伝承館】は、東日本大震災と津波に伴う原子力災害を後世に伝えることを目的として2020年9月に開館しました。災害の始まりから現在までの復興の状況を知るための「展示見学」や、災害を実体験した方々の生の声を聞く「語り部講話」などの研修プログラムがあります。私たちは、隣の双葉町産業交流センターで、現在、伝承館にお勤めの渡邉舞乃さんのお話をお聞きしました。渡邉さんは、震災当時、小学校3年生。幼稚園や保育所に通っていたであろう参加生徒たちにとって、同じ目線の等身大のお話を伺うことができました。

 

  当日は、福島放送さんのテレビ取材が入り、本校生徒もインタビューを受けました。震災から12年目を迎える3月11日(土)に、震災特番の中で放映されるとのことです。

 

 語り部講話の後、今日1日を振り返ってのワークショップを行いました。それぞれが、感じたこと・考えたことを漢字1文字で表現し、互いに伝え合いました。

 

 

 そして、最後に、センターの屋上展望台に登り、普段は穏やかながらも、津波で多くの人々の命を奪った太平洋の海をバックに記念撮影をしました。ただ、そのセンターのすぐ隣には、除染で生じた放射性廃棄物等を数十年にわたって保管することになるであろう『中間貯蔵施設』が、そして3km先の海岸線には、原子力災害の原因をつくった『東京電力福島第一原子力発電所』が見えました。

  

 

参加した生徒たちの感想には、次のように綴られていました。

「今まで原発関連の報道を耳にしても聞き流す程度でしたが、これからは関心をもって見聞きしたいと思います。」

「災害の怖さをあらためて知ることができました。様々な人たちの思いを感じ、その出来事を忘れてはいけないと強く思いました。」

「つらい。悲しい。と思うだけの自分でしたが、何かしたい。役に立ちたい。と考えるようになりました。」

「今までは記録としてしか残っていませんでしたが、今は一枚一枚のピースとして自分の頭の中に記憶に残っています。」

「学ぶだけでなく、それを何かに活かしたい。行動に移したい。という気持ちが強くなりました。」

 

 今回のプログラムは、あくまで浜通りを知るきっかけにしか過ぎません。私たちが住む地域にも、浜通りとはまた別の課題が横たわっています。そうした地域課題の解決に意欲的に取り組む姿勢を育んでいって欲しいと願っています。